擁壁の危険性を目視でチェック

あなたの建物にある既存擁壁が構造耐力上、危険か否かは、ある程度であれば、目視で推測ができます。もし、擁壁に大きなクラックやひびが入っていれば、そのコンクリート擁壁は、無筋コンクリートである可能性が高いです。また、擁壁に、水抜き穴が設置されていない場合、雨水がたまって擁壁に大きな水圧がかかり危険です。また、二段擁壁などにおいては、そもそも設計の段階で大きな土圧がかかっているケースが多いのです。既存擁壁が安全か否かをチェックするポイントをいくつかリスト化してみたので、既存擁壁について不安のある方は、ぜひ下記を参考にチェックをしてみましょう。


<危険な擁壁のチェックポイント>

チェックポイント こんな状態が危険! どう対処すればいい?
水抜き穴 水抜き穴がない。水抜き穴が小さい。 水抜き穴を追加する
水のしみだし 擁壁の表面が水のしみだしによる常に湿っている 専門の業者に依頼し、擁壁背面の湧水や水位を調査してもらい対処法を講じてもらう
ひび・クラック 擁壁の表面に幅が1mm以上のクラック・ひびがある 業者に確認してもらいモルタル詰めなどによって補修する
目地部にずれ 目地部にずれがある 業者に確認する。ずれが進行中だと事態は深刻である。
鉄筋 クラックからさび汁が出ている 業者に確認する。
素材 大谷石擁壁、石積み擁壁、二段以上のコンクリートブロック擁壁は要注意!! 古い大谷石は補修・取り替えを行う。二段以上のコンクリートブロックや石積みは現行基準に適合していないので取り替える。
まずは、現在の状況を写真にとって業者に相談してみよう。
二段擁壁 既存擁壁の上にコンクリートブロックが乗っている 業者に相談して、対処方法を講じてもらう

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