擁壁Q&A
- ひな壇・傾斜地の土地購入で気をつけることは?
- ひな壇など下の所有者と上の所有者で擁壁工事の負担責任はどちらにあるのか?
- 擁壁工事の中に使われている鉄筋に錆が浮いていました。強度、耐用年数に問題ないでしょうか?
- コンクリート擁壁の強度について
- 3m以上の擁壁を作る必要があるがどこに依頼すればよいか?
- RC擁壁と石積み擁壁、どちらが高いの?
ひな壇・傾斜地の土地購入で気をつけることは?
必ず役所の防災課に行き、その近辺にがけ崩れの恐れなどがないか確認しましょう。
また、擁壁の状態が良好なのか、それとも現在又は近い将来改修が必要なのかで予算が大幅に変わってくるでしょう。
もし擁壁を作りなおす必要があるとすると、数百万円の費用がかかってきます。
これは建築士などに見てもらう必要がありますが、自治体でも診断してくれる場合があります。
さらに、傾斜地が、盛土か切土か確認しておいた方が良いです。
切土であれば、比較的地盤はしっかりしているこが多いですが、盛り土である場合は危険です。通常は杭基礎にして下の固い地層に打つことで、不同沈下しないようにします。
ひな壇など下の所有者と上の所有者で擁壁工事の負担責任はどちらにあるのか?
一般的な分譲地の場合、傾斜地の所有者は、上の分譲地を所有している人である場合が多く、擁壁の管理責任も、上部の所有者にあります。
ただし、古くから存在する土地の場合、擁壁や傾斜地の途中に境界がある場合があり、この場合は、双方が話し合った上で、擁壁工事の費用を折半する場合が多いようです。
コンクリート擁壁工事の鉄筋に錆が浮いている。強度、耐用年数に問題あるか?
擁壁工事の鉄筋に錆が浮いていることに問題はございません。鉄筋は工場出荷時は黒光りしています。そのままの状態だと、コンクリートとの付着性が良くないので、少し錆びついているくらいのほうが最良の状態と言えます。鉄筋コンクリートは、鉄筋とコンクリートが一体となって、強固な構造体となります。また、コンクリートはアルカリ性で、擁壁完成後も錆の発生を抑えるので心配には及びません。
コンクリート擁壁の強度について
コンクリート擁壁を設計する場合、基本的に滑動や転倒、沈下などに対して安定するように設計します。時間が経過したことにより強度が不安定になるようには設計しません。 もちろん鉄筋コンクリートの建物の耐用年数が50年と言われるように、数十年後にコンクリートの中性化が進み、中の鉄筋が腐食して擁壁の強度が落ちる場合はあります。 それ以外の原因で、擁壁自体に変形・クラックが入るなどの状態になる場合は、 設計時に想定できなかった湧水や地盤変動で、擁壁に圧力がかかったりする場合が考えられます。
3m以上の擁壁を作る必要があるがどこに依頼すればよいか?
3m以上の擁壁工事の場合、工事日数も長く施工費用もかなり高額になるでしょう。やはりしっかりした擁壁を作る為に、一級土木施工管理技士や一級建築士の監督のもとに施工を行うことを推奨します。
RC擁壁と石積み擁壁、どちらが高いの?
一概には言えません。石積み擁壁の場合、使用する石パーツの種類にもよって費用が変わってきます。また、擁壁を施工する場所の地盤や状態によって、費用(工事期間)・安全性のすべての面から、どちらが適正な工事方法なのかが変わってきます。
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